2020年9月、特別警報級の台風10号が九州に接近しました。
特別警報は、暴風や大雨に加えて、大規模な高潮によって、多数の死者がでる可能性がある台風で発令します。

もし台風が接近したら、何をすれば良いの?
この記事では、2020年9月の台風10号を体験した私が、実際に行った停電への備えをわかりやすくご紹介します。

4歳・2歳の子どもがいる専業主婦です。
必ずやるべき5つのの停電対策
台風接近時には、「停電対策」が必須となります。
②照明の確保
③食料の確保
④熱中症対策
⑤水の確保

停電時には、以下の備えが必要です。
①スマホの充電
スマホはいざというときに
•情報収集をする
•ライト代わりに使う
など、命を守るためには欠かせないものです。
万が一の停電に備え、スマホやモバイルバッテリーの充電はしっかりと行っておきましょう。

モバイルバッテリーは台風接近の際には、必ずと言っていいほど店頭から消えてしまいます!
事前に購入しておきましょう。
②照明の確保
停電になり、暗い室内で行動するのは怪我の原因にもなります。
・LEDランタン
・ヘッドライト
・人感センサーライト
家族が多いと、誰かがトイレなどへ移動をするたびに、残された家族が真っ暗闇の中に取り残されてしまいます。
照明は「一人一つ」確保しておきましょう。

就寝時には、まとめて枕元に備えておくと安心ですよ♡
③食料品の確保
備蓄品については、政府が推奨している量を明記しています。
緊急用として、1人につき3日分の食料を備蓄しておきましょう。
停電の際は、冷蔵庫やIHヒーターなども使えなくなります。
停電が長く続くと、
・冷凍庫内の霜や食材が解凍されることで水分が出て、水漏れや故障を起こす
こういったトラブルの原因にもなります。

常温保管ができないものは避けた方が良いのね!

その通りです。
そして、台風直撃前に私が行ったことがこちらです!
冷凍庫やクーラーボックスを活用
停電すると、冷蔵庫の中の食品も痛みます。
台風による停電の可能性を事前に予測できる場合は、下記の方法で庫内の冷気を少しでも長く保つことが可能です。
•クーラーボックスを活用する
•冷凍庫に食品をうつしておく
冷蔵庫は扉を開閉すると冷気が下がってしまいます。
少しでも庫内の冷気を長く保つために、飲み物などの使用頻度の高いものはクーラーボックスへ移動しておきましょう。
常温保存が可能なものを作り置き
調理の必要のない保存食は、停電時や断水時のギリギリまで温存しておきたいです。
台風直撃までに余裕があれば、電気やガスが使えるうちに「常温保存が可能な食べ物」を作り置きしておきましょう。

おにぎり、煮卵は簡単にたくさん作れるのでお勧めです!
保存食は調理方法の見直しを
停電時には、電気を使わなくても調理ができる防災食や、カセットコンロが重宝されます。
ママ友に聞いた話ですが、台風10号接近の前日のスーパーやホームセンターは、レジや駐車場待ちで大混雑だったそうです。

レジだけで、子連れで1時間以上も並びました・・・

カセットコンロも店頭から消えました!事前に確保しておきましょう。
④熱中症対策
台風が多い9月というのは、まだまだ残暑も厳しい季節です。
もしも、クーラーが使えなくなった場合は、熱中症が心配です。

暑くて寝苦しくなると、睡眠不足にも繋がります。
いざというときのために、事前に暑さ対策グッズを備えておきましょう。
・携帯扇風機
・冷たいタオル
なかでもおすすめなのが、携帯扇風機です。
長期間の停電が発生した場合、エアコンや冷蔵庫が使えません。
携帯扇風機があれば、停電時でも手軽に暑さ対策が可能です。

乾電池の在庫もしっかり確保しておきましょう!
⑤水の確保
停電時の非常食の調理には水が必要となる場合が多いですが、台風や地震などの自然災害が起こったときは、同時に「断水」が起こることも想定されます。
断水が長期的に発生すると、
•防災食、非常食の調理
•手洗い、トイレ、お風呂
など、生活に大きな支障をきたします。
飲料水の備蓄の目安
大人1人につき、1日2~3Lの飲料水が必要と言われています(食べ物に含まれる水分も含む)。
飲料水を確保しておけば、防災食の調理や、赤ちゃんのいる家庭では粉ミルクの調乳にも使用できます。
家族の人数分×3Lの飲料水の備蓄があれば安心です。

4人家族であれば、12Lの備えが必要です。
お風呂の水の注意点
お風呂に水を満タンに張っておけば、約200リットルの水を備蓄することが可能です。
4人家族なら、約16日分の水の確保ができる計算になるので、台風接近時には、お風呂の水は必ず満タンにしておきましょう。

前日の残り湯でも良いのかな?

断水時にトイレを手動で流す際には、お風呂の残り水は使わないようにしましょう。
お風呂の残り水の中に髪の毛やゴミなどが残っていると、内部の部品に引っ掛かり、詰まりや故障の原因となります。
まとめ
台風接近時に備えるべき対策についてまとめました。
②照明の確保・・・懐中電灯、ランタンなど
③食料の確保・・・3日分の保存食
④熱中症対策・・・携帯扇風機、クーラーボックスなど
⑤水の確保・・・1人につき3Lの飲料水・3Lの生活用水
これらの防災グッズは、台風接近時にはすでに売り切れになることがほとんどです。

子連れで、大混雑の店内に買いに行くのは本当に大変ですよね。
もしものために、普段から備えておくことをお勧めします!
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